片付け費用を安くするために「自分で袋詰めする努力は逆効果?」

ゴミ屋敷での袋詰めに注意!
ゴミ屋敷の汚部屋を綺麗に撤去するためには最終的に専門業者に依頼しなければ解決しない場合が多いのが現状です。
要因の一つとして、現在のゴミ分別事情があります。一言にゴミ分別といっても地域によって様々に異なります。
可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみ・びん・缶・ペットボトル・プラスチック・古紙・衣類に大別されますが、自治体によっては、さらに細かく分別しなければならない地域もあります。例えば、ビン類ですが、同じガラス製のビンくずでもびんの色によって収集日が異なる地域もあります。次に、可燃ごみですが、単に燃えるから可燃ごみ(燃えるゴミ・燃やすごみ)と安易に考えると、自治体分別規定違反となり収集されないこともあります。例えば、プラスチック製のケースでほんの少しだけ留め金がついた物ですが、ぱっと見は燃やせそうなので可燃ゴミにしてしまうと自治体によっては回収不可のなります。また、逆に自治体によっては可燃ゴミとしてOKとなる場合もあります。不燃ごみに関しても同様で、不燃と言っても科学的には燃やせるゴミでも不燃ごみ扱いになる物もあります。ビンくずに関しても自治体によって様々な規定があります。例えば、化粧品のビンは不燃ごみになる地域もあり、逆にビンくずの扱いとなる地域もあります。プラスチックごみは本当にめんどうです。プラスチック製がプラゴミというのは全くの解釈違いとなり、例えばビデオテープなどはどの種類の分別に該当するのか迷う代表例といえます。このように自治体の規定に従ってのゴミ分別が大変苦労し、また年々変化していく条例の改正によって分別規定もどんどん変わっていきますので、私たち国民はその都度知識を深めることに努めなければなりません。ルールに従って適正にゴミ出しすることも国民(市民)の義務なのです。
どれくらいの期間でゴミ屋敷化?
毎日排出されるあらゆるゴミや不要品を上記のような分別方法を守りながら室内をゴミ屋敷にならないように維持するには相当の努力が必要となります。1~2週間程度でもゴミ処分を怠ると初期のゴミ部屋になります。現に弊社に依頼される方の半数は数か月間ゴミ捨てしないで放置した方なのです。たかが数か月とはいえ、都会の狭いワンルームマンションならば床一面の不要品であふれています。1年以上ゴミ処分しないでいると、それは完全にゴミ屋敷と呼ばざるを得ないゴミ部屋・ゴミマンションとなります。すでにゴミ屋敷化した部屋は、自分ではもう対処できなくなります。地域・自治体のルールに沿ったゴミ出しをするにも一度に大量のゴミをゴミ捨て場(集積場)に置くことを禁止している地域もあります。また、ルールに則りながらのゴミ出しだと時間がかかりすぎていつまで経っても片付けが進まない場合もあります。
ゴミ屋敷片付けで危険な分別行為
ゴミ屋敷の掃除をする場合、まずは要らなくなった物やゴミ類を片付けしなければなりません。片付けだけではなく、撤去搬出しないと室内は綺麗に片付きません。その際、不用品を袋詰めしていくのですが、前文の通り自治体の分別ルールに則りながら種類分けをしなければなりません。もしも可燃ゴミの袋に誤って違う種類のゴミを入れてしまったままだと絶対に回収してくれません。バレなければ良いなどと安易に考えてルールを無視してゴミ出しすると自治体から改善指導を受けます。
よくありがちな違反行為
①スプレー缶の中身を使い切らず捨てる人
②燃えるゴミにペットボトルを混入する人
③引越し先でも以前住んでいた地域のルールで分別する人
④1回の収集で決められた量より多くの物をゴミ置き場に運ぶ人
⑤決められた曜日・時間を無視する人
一度に大量のゴミを搬出する場合は、地域のルールをきちんと理解して分別処分するのは思いのほか困難ということを把握しなければいけません。
ゴミ屋敷は自分でなんとかする?方法は?
ゴミ屋敷片付けや不要な荷物処分を一番安く行うのは自分ですることです。自身の労力・手間暇・精神力・時間は相当かかるいりますが、これが一番安上がりとなります。前述のとおり、地域のゴミ分別ルール、搬出規定を順守することは大前提となるのでゴミや不要な荷物の捨てたい量次第では時間もかかります。間違った方法で処分しないよう注意してください。
ゴミ屋敷清掃専門業者に依頼する?
片付け業者に依頼することで、労力・手間暇・時間・精神力を大幅に低減することができます。その対価として片付け費用が発生しますが、費用対効果、コストパフォーマンスは高いと思います。ただ、業者に依頼するからと言って、ゴミ屋敷住人である依頼者は何もしなくても良いというわけではありません。以下のことは最低限しておかなければゴミ屋敷専門片付け業者といえども作業をすることができません。
①要らない物・必要な物の説明ができるようにしておく。
理由≫必要品・不要品の判断は本人にしかわかりません。何が必要なのかは明確に説明できるようにしてください。ゴミに埋もれて見つかっていない物の場合は、見積の段階で発見してほしいモノを事前通達していただいた場合は、作業中発見できたらお知らせします。
②撤去費用を支払できる。
理由≫業者に依頼するということは大なり小なり金額が発生します。料金の未払いの恐れがある方には作業をお断りします。また予算に合うか合わないか、相場としてどれくらいの料金がかかるか知りたい場合は、遠慮なくお電話かメールでお問合せいただければ、概算をご返答させていただきます。また、現地見積でご訪問した際は、その場で確定金額を提出できます。弊社は無理な即決を促すということはありませんのでご安心ください。
弊社の清掃費用に関しては、長年リサーチした業界の平均価格より安く設定しておりますので一般的概念におきまして損することはないと思います。
業者に依頼する前にしなくても良いこと
ゴミ屋敷の住人(依頼人)が片付け業者に依頼する前に『良かれと思って』やってしまう事があります。それは、種類分別せずにとりあえず袋詰めをしてしまうという事です。一見、本来やるべき作業の手間を省けるのでうまくいけば費用を安くなるのでは?と考えてしまいますが大きな間違いです。もしそのような分別ができていない袋が多いと、我々業者が作業するとき、結局もう一度袋の中身を全てチェックし直すという手間が生じます。袋詰めしていなかった方が手間がかからないという事になってしまうと、せっかくの依頼者自身で行った梱包作業が水の泡になってしまいます。もしも、ご自分で袋詰めして少しでも安くしたいという事であれば、以下のように細かく分別しないと意味が無くなります。実際はもっと細かく分別しますが、下記は最低限の分別と思ってください。
①紙類(紙以外の不純物は外す)
②金属(プラスチックなど不純物は外す)
③衣類(端切れは混入不可、ビニール不可、着物不可)
④ペットボトル(中身はカラにする)
⑤缶(中身は捨てる)
⑥びん・ガラス(中身は捨てる)
⑦木質系(不純物は外す)
⑧上記以外の可燃ゴミにする
⑨上記以外の不燃ごみにする
※さらに、電池・蛍光灯・電球・スプレー缶・クリーム状の物・粉状の物・液体・なども細かく分別する。
※その他、法律や条例で定められた方法で臨機応変に分別する。
上記はあくまで一例なので、業者によって分別方法は違います。ただ、昔のようになんでもかんでも混合で処分することはできません。ゴミ屋敷状態の中、住人が一人で細かく分別することは不可能に近い場合もあると思います。
そこで一つ方法を提案しますと、『とりあえず1種類だけ袋詰めする』という方法です。ゴミ屋敷の多くは、紙類・衣類・ペットボトルが多いことがあります。それらの中から1種だけ選定して袋詰めしていきます。確実に1種類だけなら間違うこともないのでおススメと思います。異物が混入していなければ業者の手間も少し省けますので少し安い見積金額になると思います。ただし、袋詰めだけでは大きく値引きできません。袋にまとめただけでは搬出処理する物量が減ったわけではないからです。その点はご注意ください。
見積の時点で聞いてみる
ゴミ屋敷撤去・荷物処分は必ず見積をします。もしも撤去予定日まで時間がある方は、「作業日までに何をすればいいのか」などを見積担当者に聞いてみてください。汚部屋・ゴミ部屋は人によって状況が全く違いますので提案内容も依頼人によって変わります。『作業日までに何をすればいいか?』『どうすれば安くなるか?』などを聞いてみることが一番早くてお得な結果になると思います。
撤去日まで時間がない方・自分で作業を進めたくない方は、『必要品・不要品の指示と判断』だけ行うことができれば作業をすることができますので、見積日では最低限『何を捨てて、何を残すのか?』だけはリストアップと説明をしてください。
まとめ
地域・自治体・場所によって、分別方法が変化します。「生兵法は大怪我の基」とは言いますが、ゴミ屋敷片付けとお掃除は案件によっては難易度が高い分別もありますので、まずは見積担当に聞いてみてください。そのうえで、最善の方法を一緒になって考えますのでご安心ください。
弊社のゴミ屋敷片付け対応地域
関西(兵庫県)(大阪府)(京都府)(滋賀県)(奈良県)
四国(徳島県)
※上記の府県でも対応できない場合もあります。まずはお気軽にお電話ください。
ゴミ屋敷解決センター
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第631101200008号
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